相場格言①

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格言一覧(あ行~さ行)

あ行

頭と尻尾はくれてやれ

最安値で売って、最高値で売りたいものですが狙って実行することはほぼ不可能で、欲張って深追いせずある程度のところで手仕舞いしたほうが良いという考え方

当たり屋につけ

予想があたり儲けている人に便乗し、恩恵をうけるという考え方。

行き過ぎもまた相場

予想できないぐらい高騰したり暴落が起こったりすること。「オーバーシュート」とも言います。

陰きわまれば陽転す

相場全体が低調で売り枯れたときこそ大底で、何かの良材料で反転し上昇に向かう

命金に手をつけるな

生活資金まで投資につぎ込むことの戒め

売り買いは腹八分

2つの意味。投資に全財産を投入せず適切な範囲にとどめておくこと(「命金に手をつけるな」と同義)。もう一つは「頭と尻尾はくれてやれ」と同義で、あまり深追いせずほどほどのところで手仕舞いするべき。

売るべし 買うべし 休むべし

売り買いだけでなく、休むことも大切

大相場には乗れ、常の相場には向かえ

大相場は何回も上下動を繰り返しながら上昇するので、いずれ利食えるので積極的に買いに出るべき。
一方、通常の相場となるとそうはいかない。高値掴みをすると株価がその水準に戻るまでに長い時間がかかるので、常に売るタイミングを意識することが必要。

落ちてくるナイフはつかむな

急落時は落ちるナイフを掴むようなものでリスクが高い。底を売ってから投資すべきという意味です。

押目待ちの押目なし

上昇中に手仕舞いで一時的に値下がりすることがあります。少しでも安く買いたい人がそのタイミングを待っていても、非常に強い上昇相場の場合、手仕舞いする人がいないので押し目の動きがみられない場合があります。

か行

株を買うより時を買え

売買のタイミングは、銘柄選択より重要

閑散に売りなし(かんさんにうりなし)

株価や出来高が低調な時に、株を売却するのは得策ではないということ。売りが一巡してその後の反転し上昇相場になることもある。

さ行

三空叩き込み買いに向かえ

買い方の投げ売り、売り方の売り崩しによって下値を叩き込まれたところが大底という考え方。

三空踏み上げ売りに向かえ

一空目(1つ目の窓)は新規の強力買い勢力の出現、二空目(2つ目の窓)は売り方の撤退と買い方の買い乗せ、三空目(3つ目の窓)は売り方の踏み(損を承知で買い戻すこと)と、ここからの買い方の成行買いとなれば、ここで大天井を打つという見方です。残るは買い方同士のつぶし合いの場となるため、逆に売り向かった方が良いという相場戦術。

三割高下に向かえ(さんわりこうげにむかえ)

株価があるポイントから3割変動した所が売買ポイントという考え方。

資産家は恐慌時に生まれる

株式市場が極度の不振に陥った時こそが株式投資で儲ける絶好のチャンスで、他の投資家が動くことのできないような大底で買える投資家が大資産家になれる可能性があるという意味

事件会社の株は敬遠すべし

企業が社会的な事件を起こすと、社会から批判の的とされ、先行きが不透明なことから投資は避けるべきだという意味

需給はすべての材料に優先

様々な要因により、相場が一時的に振れることはあっても、は結局、需要と供給のバランスを反映した相場に落ち着くものなので、需給をしっかりと把握しておくことが大切。

新値にはだまってつけ

新値をつけた場合、買いのシコリがなくさらにそれ以上の新値をつけることが多いので素直に買ってみてはどうかという意味です。

筋の耳うちは信用するな

筋「=仕手筋」で、上手い話に乗せられて売買してはいけないという意味。儲かりそうな情報ほど注意すべきであり、自分の投資を貫いた方が良いという意味です。

相場に王道なし

儲ける安易な方法や近道はなく努力や研究が必要

相場に過去はない

「あのとき売っておけば」「あのとき買っておけば」と後悔してもしょうがないという意味と、過ぎたことを悔やむのではなく今後の投資に集中すべきという意味。

相場の器用貧乏

「器用貧乏」とは、何をしても器用に無難にこなすが、秀でたものはなく大成しないということ。株式投資も同様で、小手先を利かせて売買し小幅な利益は出ても、大きな成果は期待できないという考え。

相場は相場に聞け

相場の見通しが不透明なときには、動きをよく観察し、相場の動きにしたがったほうがよいという考えです。

相場師は孤独を愛す

上手い投資家は人の話に左右されず、重要な判断は自分で決めるという意味。ネットの掲示板などに左右されずに判断したいものです。

相場は明日もある

どうしても今日仕掛けなければならないということはなく、好機は明日もあるというぐらいの余裕をもって相場に臨むべきという意味


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