逆日歩(ぎゃくひぶ)とは

逆日歩(ぎゃくひぶ)とは、空売りが急増し、信用売り残高が信用買い残高を上回り、株式の貸し方である証券会社が、貸し出せる株の不足を補うために投資家などから株を借りる際に調達費用として発生します。その調達費用が売り方に転嫁される手数料となります。

証券会社によっては貸株制度があります。自分が保有している株式を証券会社に貸し、手数料を受け取るサービスです。

逆日歩は、空売りが急増するために発生します。空売りが急増すると、証券会社は貸す株がなくなるために、日本証券金融株式会社(日証金)から株を借りることになります。その際に手数料が発生します。その手数料は空売りをしている人が負担することになります。これが逆日歩になります。

逆日歩の金額は日によって異なり、金額が決まるのは、約定日(取引日)の翌営業日の午前10時~正午ごろです。
逆日歩が分かるのは取引を行った後になります。

日証金のサイト「貸借取引情報」では、逆日歩の情報がわかりますので、ご参考にどうぞ。

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